2019年の夏、沖縄に「ジブリの大博覧会」がやってくる! ってことで、担当学芸員として福岡会場の下見に行ってきました…。
さすが! ジブリ…。 もうね、大人気! ワタシが行ったのは「ど」平日(水曜日!)の真っ昼間にもかかわらず、人がわんさかわんさかおるのです…。
みんなー! 仕事は? 学校は? (´・ω・`)(←お前もな。いや、ワタシは仕事っす)。 平日でこの入り具合…。土日や連休はどんなオソロシイことになっているのやら…。
現地担当の方のお話によると祝日は最長120分待ちだったとか…。ディ○ニーランドか!
本記事ではそんな、混雑必至の「ジブリの大博覧会」を見る際のストレスをできる限り軽減するための情報を提供できれば、と思います。
事前準備その1:チケットは前もって買っておく
チケットは事前に買っておきましょう。 下の写真をご覧ください。
ワタシが行ったのは平日なので列はできていませんが、土日祝日ともなると長蛇の列ができることは間違いないです。
沖縄会場の期間中は絶賛「夏休み」! 平日だろうと容赦なく列ができる可能性があります。先行チケットや前売券を買っておけば、「券売機の前に並ぶ」プロセスは華麗にスキップできることでしょう。
沖縄の人はなぜか「前売券」を買わない傾向があります。 なーぜー(´・ω・`)? 前売券のほうが安いのに…。ジブリの大博覧会では是非! 前売券をご利用ください。
期間限定で安い先行ペアチケットは今日(4/22)から発売されてます!
→ 先行ペアチケット販売(琉球放送さんのページに飛びます。)
事前準備その2:できるだけ公共交通機関を利用する
沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)は館の前に駐車スペースがあるとはいえど、あまり広い駐車場とはいえません。
しかも、夏休み&ジブリの大博覧会&夏休みの他のイベント…もろもろが重なって周辺一帯は大渋滞を起こす可能性があります。
なるべく公共交通機関をご利用ください。 最寄りのバス停は「県立博物館前」か「おもろまち駅前」「上之屋」などです。
事前準備その3:前もって水分補給を済ませておく
ジブリ展云々以前に…博物館・美術館は「飲食厳禁」!
ジブリ展云々以前に…博物館・美術館という場所は「飲食厳禁」です。
なんでそんなに厳しいのかというと、博物館・美術館には歴史的価値のある国宝級のモノが多数保管されており、それらを脅かす「虫」を入れないよう、たゆまぬ努力をしている場所です。
なので、ひとまずそのへんの「覚悟」はしておいた方が良いです。博物館・美術館内でジュースを一口飲もうものなら、ガムやアメを口に入れようものなら、ソッコーでスタッフに怒られます(笑)。
「水分補給」は館に入る前にあらかじめ済ませておくこと、が重要です。館外や指定の場所では飲食できますが水分補給をするなら、学芸員としては「ナニトゾ! 無糖のものを! 水とかお茶とか!」とお願いしたい所存であります。
ついでにもう一つ、撮影も禁止です。
撮影は原則禁止です。特に「美術館」という場所では展示品の「著作権を守るため」に撮影(ビデオを含む)が禁止されています。
同じ美術館でも、展示品の撮影がOKな館はありますが、その場合は
- 作者が大昔の人で展示作品の著作権が切れている、か
- 作者自身が写真撮影をOKしている、か
のどちらか、しかありません。こっそり撮影してSNSにアップしようものなら、訴えられてしまう可能性もあるので気をつけましょう。
作品を家でももっとじっくり見たい! というのであれば、展覧会図録の購入をオススメします。
事前準備その4:一緒に行く人を吟味する(笑)
ベビーカーの持込みがNGです。
展示室内にベビーカーを持込むことができません。
展示室の一部で、床面スレスレまで展示物があるので、ベビーカーで作品をひっかけてしまわないようにするためです。
ジブリファンでなくても、ジブリファンであるならなおさら、展示室に入ると作品に圧倒されてしまいます。展示品にぽけーっと見入っているうちに、ベビーカーで足元近くにある作品を「ガッ!」っと傷つけてしまう危険性は十分にありえます。おそロシア…。
沖縄会場でも同じ運営方法がとられますので、小さいお子様連れのお客さまにはご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
となると、「誰と見に行くか?」という人選も重要になってきますね! 双子ちゃんとか三つ子ちゃんとか、年子ちゃんをお抱えの親御さんたち、マッチョなお友達を誘ってみましょう。
事前準備その5:展示室に入る前にトイレを済ませておく
ジブリ展では「再入場はできません」設定でした。ですので、展示室に入る前にお手洗いもろもろは済ませておきましょう。
よほどの理由(気分が悪いとか、お腹がイタイなど危機的状況)がない限り、再入場が認められませんのでご注意ください。
…と、事前準備だけで長くなってしまいましたが、せっかく見に行くなら思いっきり楽しまなきゃもったいない! ぜひ、準備万端で「ジブリの大博覧会」を堪能しましょう。
大事なおまけ:公式Twitterをフォローしておく
主催の琉球放送さんが開設している「ジブリの大博覧会沖縄会場」のTwitterをフォローしておくと、混雑状況などがわかっていいかも!
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