右肩の激痛から緊急入院になり、菌血症と感染性肝嚢胞、胆嚢炎疑いと診断された父は、1週間の抗生剤点滴治療を続けるも、症状は変化なしの膠着状態でした…。
試せるものはなんでも試してみよう!(←実験か!w)ということで、アロマセラピストに相談することに…。
Index
父の症状を緩和すべく選ばれたオイル3選
父の症状を聞きながら、『アロマ大全』を繰りつつあやさんが選んだオイルは以下です。
Citrus Fresh:シトラスフレッシュ
名前からご想像いただけるように、オレンジやグレープフルーツなどがブレンドされたオイルでたいそう爽やかな香りがします。
純粋に「美味しそう」で (・∀・)イイ!!香り!
なんでも肝臓や胆嚢あたりにトラブルがあるときに助けになるオイルなんだとか…。
Youngthieves:ヤングシーブス
これはですね、あれですあれ!「浅田飴」のニオイ!
(子どもの頃「浅田飴」=「アサダーメ」だと思っていた人!手を挙げてください!)
クローブ・レモンの皮・肉桂・ユーカリ・ローズマリーなどが入ったブレンドオイルです。
父の病名には「菌血症」という感染症の病名がついていたので、殺菌効果のあるオイルを選んでくれたようです。
感染症の原因が肝臓から来ているので、右脇腹に2〜3滴垂らしてゆっくりさすってあげると良い、とのこと。
Sacred Frankincense:セイクレッドフランキンセンス
こちらはかの有名な「乳香」のオイルです。(すげー高いんだよ…)
香りはというと…松とかヒノキとか香り高い香木みたいな香りがします。(すみません。ワタシがボキャ貧で香りを日本語化する術がありません…)
西洋史でもたびたび登場する高価な香料で、かつては同量の金と取引されていたのだとか…!
とにかく昔っから瞑想やら神聖な儀式やらに使われている波動の高いオイルだそうです。
両手のひらに2〜3滴垂らし、軽くこすり合わせた後、父の両足の裏にしばらく手を当ててあげると良い、とのこと。
病院は何かと陰々滅々とした雰囲気があるので、それに負けないように、というチョイスでした。
オイルを選んだら次は洗脳。そう「病は気から」!
長年、クリニックに勤務して多くの患者さんを見ていたが、一つだけ確実にわかったことがあります。
そう「病は気から」
例えば、年をとったことで起こる「膝の痛み」。
全く同じような症状で、検査上もほとんど症状が同じ方でも、悲観的な人と楽観的な人とでは治療の効果も、治療にかかる期間も全然違う!というケースをたくさん見てきました。
なので、ワタシも父を洗脳しようと思い立ちました。
オイルの価値をアピール
まず、以下の3点について父にプレゼンしました。
- 昔から行われているアロマテラピーなる治療があること
- 今でも英国王室御用達な治療なので、エリザベス女王もやってるかもしれないこと(笑)
- 父の症状に合わせて専門家に選んでもらったこと
- 症状が楽になるかもしれないこと
プレゼンのあと、父にやってみたいかどうかの意思確認をすると「やってみたい」ということだったので、早速試してみました。
お見舞いついでにオイルマッサージ
姉妹で代るがわるお見舞いついでにオイルマッサージをしました。
意外だったのが父が「シトラスフレッシュ」をいたく気に入り、自発的に嗅いでいたこと。
「このニオイを嗅ぐと落ち着く。幸せな気持ちになる。」と…。それはなにより。
毎回苦悶に満ちていた表情も、オイルのおかげでかなり穏やかになりました。
先生たちも抗生剤を変えてみたりなど、イロイロと手をつくしてくださってました。
全てがいい方向に作用したようで、入院から10日経過したあたりから感染の値(CRP)が34から25へと下がりはじめました。
ようやく治療の効果が出て、父の表情も明るくなってきたので先生たちが「ココぞ!」とばかりの提案をします。
「このまま快方へ流れ込むためにも、外科的処置を検討してみませんか?」と…。
家族は大賛成ですが、問題は本人の気持ちです。
外科的な処置一切を拒んでいた父の返答はいかに!? つづく…。