「呼吸ができないこと」に対して人一倍強い恐怖心を持つワタシがどうして潜ることになったのか?
それは、ここ数ヶ月ワタシが考えてきたこと、実践してきたことを「身をもって実証&実験」してみたくなったからです。
ここ数ヶ月、ワタシはより良い人生を生きるために「頭の中のおしゃべりをやめる」練習をしていました。
「今ここ」を生きる練習です。
Index
「今ここ」を生きる練習!脳内のおしゃべりを止めろ!
こんな経験はありませんか?
お皿を洗っている時に、それとは全く関係のない過去のイヤな出来事を思い出しては不快な気持ちになったり。
料理をしている時に、それとは全く関係のないネガティブな出来事を妄想しては不安になる…。
例えば…
「あん時あいつにすごいイヤミなこと言われたんだよなぁ。コノヤロー覚えとけよ(ブツブツ)」←(過去)とか
「ああ、このままだとお金がどんどん減って、サラ金、借金地獄、取り立て、夜逃げかも(ブツブツ)」←(完全なる妄想の未来)とか(笑)。
どちらも「今」という瞬間を生きていないのです。しかもほとんどがネガティブかつ妄想&被害妄想。
ポジティブな人はそうじゃないのかもしれませんが、ワタシは根っからのネガティブ人間なので、仕事に集中していない時間の大半は気がつくとすぐネガティブ妄想をして(楽しんで?w)ます。
なぜ「今ここ」に生きる必要があるのか?
今の「ワタシ」が置かれた状況は、過去の「ワタシ」が生み出したもの
冒頭に「より良い人生を生きるために」今ここに生きる練習をしている、と書きました。
ではどうして「今ここ」に生きる必要があるのでしょうか?
それはすごく単純で「今行っている思考が、自分の未来を生み出すから」なんです。
この考え方を初めて聞いた時ワタシは
「え~~~~?こんな今の(あんまりよろしくない)この状況を?過去の自分が作った?イヤイヤイヤイヤだってこんな現在望んでなかったし!」
って思いました。そんなはずはない!と思ったのですがなんか悔しかったので、試しに調べてみました。自分の歴史をていねいに紐解いて…。
そしたらね…ほんっとに過去の自分が創っちゃってました…ワタシの現在を。
冷静に分析してみると、自分が妄想で創り上げた事実を「社会や人のせい」にすることでより「リアル」に創り上げ、自分の「思い込み」をより強固に頑なにすることまでしていたのです。
ドMかっ!!自分っ!!
そして脳内のおしゃべりがその一役を担っている!
そして、その現実を創り上げている一役を担っているのが、先に述べた「脳内のおしゃべり」です。
何かに集中している時以外は四六時中、頭の中で繰り返される「ネガティブな妄想」…。
この小さな妄想の「チリツモ」が盛大にワタシの今の人生の状況を創り上げているのです。
もともとネガティブな妄想人だけあって、生みだした現実は年々ネガティブに輪をかけたものとなってました。
ほんと、泣けてきました…。
で、いい加減にやめよう!と決心したわけです。
自分で現実を創っているならもっと楽ちんでシアワセな現実を創りたい!
それにはまず自分から「無意識に湧き上がっている思考」をコントロールする術を身に着けなければなりません。
それが「今ここを生きる」練習。すなわち、今自分が何を考えているか?を客観的に観る練習なのです。
脳内おしゃべりをやめるために、まず脳の働き方や役割分担を知る
感覚的思考を司る右脳と論理的思考を司る左脳
右脳は直感的思考、左脳は論理的思考の役割を果たす、ということはよく知られています。
ワタシが仕事をしている時の感覚としては…。
- 脳内にぱっとひらめく絵面←右脳が頑張って仕事してる
- 浮かんだ絵面を文字にして伝える←左脳が頑張って仕事してる
と思ってます。ワタシのTweetにはよく「脳内こびと」として登場しています(笑)。
もっと簡単に言うと、
- 右脳内こびと=感じるのが上手(光・音・匂い・味・温度・触覚・皮膚感覚など)
- 左脳内こびと=言葉にしたり、順番よく組み立てたりするのが上手
なのかなぁ、と。
どちらの脳もおそらく瞬時に情報処理してるのですが、いかんせん左脳こびとくんが「言語」を司っているので、「左脳が優先」されているように感じてしまうのです。
右脳こびとくんはサボっているかのように思われてさぞかし不本意な事でしょう(笑)。
右脳が感じていることを逐一言葉にしてみる
そういうわけで、「右脳が感じていること」を逐一言葉にしてみる練習をやってました。
例えばお皿を洗っているとしたら…
- スポンジの感覚(キメの粗さや柔らかさ)
- 洗剤の感覚(しゃぼんの匂いやぬるっとした感覚)
- お皿の感覚(お皿の重さや冷たさ)
- 水の感覚(水の当たる感覚や冷たさ、流れる感触)
などを逐一言葉として挙げていきます。これ、かなり忙しくなります(笑)。
かなり「今この瞬間」に集中するので、余計なネガティブ妄想をする余裕が全くなくなるのです。
でも、ワタシにとっては「ネガティブ妄想」の時間が減るだけでもかなりの収穫です。
思い立ったことを実際に行動に移してみる
もう一つの練習は「直感的に思ったことを行動に移してみる」ということです。
直感的に思ったことというのは「右脳こびとくん」からの働きかけであるように思うのです。
特にデザインワークなどでは「右脳こびとくんの司令」に助けられることはしばしばあります。
実際、寝覚めなどで作りたいデザインの「ビジョン」が浮かんで、そのまま作業をするとかなりの短時間で納得のいくものが仕上がる事が多いです。
朝の4:30に浮かんで、そのまま作業を開始して7:00には完成している、ということはこれまでにもよくありました。
ただし、デザインワーク以外ではなかなか実行に移せないけど…(笑)
がしかし、デザインワーク以外で「右脳こびとくんの司令」を素直に実行するのにはなかなか勇気が要るのです(笑)。
なぜなら、右脳こびとくんの欲求は結構唐突で「目的」が一切不明だからです。
ワタシがデザインワーク以外で実際に受けた「右脳こびとくんの司令と思しきもの」には以下のようなモノがあります。
- 今日は天気がいいから屋外でご飯食べよう!
- チェロとかやってみたい!弾いてみたい!
- ドラムやろーよ!始めようよ!
- ちょっと!今、さっきいた場所に戻って!
などなど…。8割方は「左脳こびとくん」が「イヤイヤイヤイヤ、あんた何言ってんの!」って止めたり、華麗にスルーしたりしてます。
ところが!実際右脳こびとくんの言うとおりにして「見つけたもの」も意外と多く、しかもそれが結構「人生を変えるきっかけ」になった事が多いのが実情です。
ワタシの場合だと
- 本日締切のバイトの募集広告を見つけた(このバイトから就職につながった)
- 近日締切の職業訓練の募集広告をみつけた(出会うべき人たちに出会えた)
などがあります。
潜る日の朝に受けた右脳こびとくんの司令
というわけで、「シアワセな未来の自分」を創るために、脳内おしゃべりを辞め、思い立ったこと(右脳こびとくんの司令)を出来る限り実行に移す練習をしていたわけです。ここ数ヶ月。
そんな矢先、内地に嫁いだ姉2とその一家が沖縄に遊びに来ることになり、姉2一家4人と姉1の娘1人の合計5名が体験ダイビングに申し込みました。
トコロガ、ダイビング当日姉1の娘が風邪でダウン…。当日キャンセルとなりました。
キャンセル料は100%。その連絡を受けた時
- じゃあ、行っておいでよ!ダイビング!
- 今日はすごく晴れてるから海も絶対キレイだよ!
- 行かないと絶対後悔するって!
という「右脳こびとくんの司令」がやってきました。
普段のワタシなら100%ガン無視していたものを、今回は以上の様な経緯もあって「イザ!」実行してみることにしたのです。
つづく…